マレーシアに来て私が大好きになったものといえば、Coffee Bun。Mexican Bunとも呼ばれています。パンの一種で、ローカルなパン屋さんにも、セブンイレブンにも売られている、マレーシアではポピュラーなパン。
中にバターが入ったコーヒー味のメロンパンというと想像がつきやすいかと思います。
今回の記事では、そのCoffee Bunの有名チェーン店である「Rotiboy(ロティボーイ)」を紹介します。これは本当に必食!日本に帰ったら恋しくなるマレーシアグルメの一つです。
Rotiboyとは
Rotiboyとは、Coffee Bunが有名なチェーン店のパン屋さん。マレーシアのペナン発祥で、今やマレーシアをはじめとして、タイ、インドネシア、ドバイ、韓国、サウジアラビア、中国と、諸外国にも店舗を拡大しています。
トレードマークは笑ったパン屋さんのお兄ちゃんの顔のマーク。
店名でもあるRotiboyとは、このお店のCoffee Bunのこと。
みんなこれを求めて列を作るほど美味しいんです。
焼き立てのRotiboyが店頭にたくさん並んでおり、奥では次々と焼いているのが見えます。
Rotiboyをさっそく食べる
ここのCoffee Bunは本当に美味しい。ロティボーイを注文すると、紙袋に入れて渡してくれます。もう香りのよいことよいこと。
既製品のものよりは一回り小さめ。そしてとても柔らかいです。
今まで食べた既製品は冷めていて、メロンパンと同じように周りが固かったため、少し衝撃。こんなふわふわなCoffee Bun初めてです。
さて、一口。
美味しい~~~
バターが多すぎず少なすぎず、ジューシーでとても美味しいです。この塩気とパンの甘味がたまりません。そしてパンが柔らかいため、潰れてしまう。写真撮るの大変でした。
市販のものだとこんなやわらかくないし、出来立てではないので、バターが固まっていることも。そしてくどいこともしばしば。最後の方になると飽きちゃうんですよね。
でもここのはそもそもサイズが大きすぎないおやつサイズだし、バターの量も絶妙。
すぐに食べ終わっちゃいます。
周りの下の方についた薄いサクサクが好きなタイプなので、出来立てな分そこがあまりサクサクしていないのは残念でしたが、こんなに美味しいのは本当に初めて。衝撃ものです。
Rotiboyの種類と買い方
Rotiboyの種類
このお店で売られているRotiboyには4種類あります。
【Rotiboy(ロティボーイ)】
普通のもの。コーヒー味。
【Buttermilkboy(バターミルクボーイ)】
ミルク風味で、コーヒー味ではありません。上にはチョコチップがついています。
【Mochaboy(モカボーイ)】
チョコレートクリーム入り。これが結構濃厚で、ロティボーイというよりは、チョコパンが食べたかったらちょうどよいかも。チョコクリームの味は、薄皮の某商品に入っているクリームをよりとろとろにした感じ。
【Kariboy(カリーボーイ)】
カレー入り。
値段は、Rotiboyだけ少し安めで、他が少しだけ高くなっていますが、それぞれ約RM3.00です。
Rotiboyの買い方
他のパンは棚に陳列されていますが、Rotiboyやドリンクなどはレジでのオーダー式。いくら棚を覗いてもRotiboyはありません。レジに並び、どのRotiboyがいくつ欲しいか言うと、すぐに紙袋に詰めてくれます。
といっても簡易的なものなので、すぐ食べるようの包装紙。
お店に表示されているRotiboyの値段は税抜きなので、実際はそれよりほんの少しだけ高くなります。
お会計をしたら、出来立てのうちにいただきましょう。冷めたら温めるのがおすすめです。
会社が終わる18~19時にはRotiboyの前にこのパンを求めて長蛇の列ができています。みんな仕事終わりにRotiboyを頬張りながら1日の疲れを癒していました。
マレーシアの店舗
マレーシアの店舗はたくさんありますが、中心地では、NU SentralとSuria KLCCにあります。
NU SentralはKL Sentral駅直結のモール。
SuriaKLCCはツインタワー直結のモールです。SuriaKLCC店は、LRTのKLCC駅を目指して歩くと見つかります。
Rotiboyは必食!
今や他国にもたくさんの店舗があるため、他の国で食べることもできます。ですが、せっかくなら発祥の地マレーシアでたくさん食べていってください。他のメニューもたくさんあり美味しいので、Rotiboyに限らず色々試してみてはいかがでしょうか。
いろいろなCoffee Bunを食べてみて比べるのも楽しそうです。
日本では食べられない不思議な癖になる味、ぜひ試してみてください。