マレーシアは多民族国家なので、中国で旧正月を祝うように、マレーシアでも旧正月が祝われます。祝日になることも多いです。
そんな旧正月は、街中が赤いものであふれ、家族で正月を祝うほほえましい光景が見られます。
イーサンで旧正月を祝う
マレーシアの旧正月で欠かせないのは、「イーサン」と呼ばれる旧正月限定の食べ物。
野菜など、長細く切られたものと、天かすのようなもの、魚の切り身がのっています。大体サーモンかマグロらしいです。この魚があるというのが大事らしい。
今回はデリバリーで頼みました。
はい、追加のサーモンものっけて。
他のものも並べて完成。
イーサンの食べ方
イーサンはこのまま取り分けて食べるのではありません。
みんなでお箸を持ち、イーサンをこぞって上に上に持ち上げるように混ぜてから食べるんです。これが醍醐味!
上にあげればあげるほど、願い事が叶いやすくなるらしい。机にこぼすのは気にしてはいけません。思いっきりこぼしてOKです。
「ローヘイ」と言いながら混ぜるのが主流らしいですが、私の周りではみんな「恭喜发财(ゴンシーファーチャイ)」と言いながら混ぜていました。「あけましておめでとう」とほぼ同じです。旧正月はとにかくこのフレーズを言いますので自然と覚えます。
チャイニーズニューイヤー(旧正月)を体験する
旧正月シーズンは中華系が盛大に盛り上がっているため、マレーシアに来てみても面白いと思います。旧正月シーズンは中華系のお店ではほとんどこのイーサンを置いているので、旧正月時期に旅行すれば、体験することもできます。まさかのファミリーマートでも売っています。
注意点としては、実家に帰る人も多く、営業していないお店も多いことです。
中華系の友人がいる方はお家にお邪魔して一緒に祝うのも楽しそうですね。