この度、マレーシアはクアラルンプールから2時間半ほどでいける、ケタム島に行ってきました!
これくらいの距離なら日帰りもできるし、なんか時間が余ったけど行くところないなぁなんて方におススメです。
なんといっても、ケタム島はカニ島といわれているほどカニが有名!
私もカニを食べに行ってきましたよ~
気になるケタム島の位置はこちら。
右側がクアラルンプール、Pulau Ketamと表示されているところがケタム島です。
ケタム島までは、近くのPort Klang(ポートクラン)から船で行くわけです。楽しみ!
1) クアラルンプール→ポートクラン
KLセントラル駅からKTMという電車に乗って終点まで行くとポートクランに着けるという電車1本のわかりやすい道のりです。
KTMは近代化が進むマレーシアの中でも昔ながらの電車ですので、40分に1本くらいしかなく、車両も見た目は少しボロボロ。
そんな古き良き、線路を走る電車に乗りたい方にはKTMは最高かと思います。
中の座席はいたって普通ですが、ふかふかの座席というものは存在しないこと、冷房が効きすぎていることに留意しましょう...!
現在KTMではトークン(東南アジアで主に使用されている切符のようなもの)の使用が基本的に廃止されすべてICカードになったため、短期の旅行の方などは窓口に切符で通過できないか聞いてみるとよいかもしれません。
2) ポートクラン→ケタム島
終点に着いたら、駅を降りるとすぐポートクランが見えます。港みたいな感じ。
中には大きなカニの像もあり、さすがケタム島行きといった感じですね。
外国人の観光客よりは、国内の観光客やケタム島に家がある方が多かったと思います。
中には売店もありますが、やはり少しお高めです。事前に買っておくと完璧ですね。
さて、ポートクランに着くと、「ケタム?ケタム?」と聞かれます。
イエス~と答えると船はこっちだと案内してくれますので、買い物やカニの像の写真など、やりたいことが終わったらそちらに向かいましょう。
(思ったより茶色)
船の切符は、ポートクランで椅子に座って販売しているおばちゃんもいるし、船内で買うことも可能です。乗った時に切符ある?と聞かれます。
ちなみに往復割などはありません。
良さそうな船と少し背の低い船があり、良さそうな船は片道RM9でした。
出発時刻になったら出発です。れっつごー。
風を感じようと外に乗っていました。途中でマングローブ林のようなところを抜けていくのがわくわくします。木のクセが強い。
走り始めて15分ほどで小さい船を抜かしました。
なんだかんだ40分くらい船で走っていた気もするので、大きい船の方が私はおススメです。
しばらくすると水上住宅が見えてきます。
ケタム島には2つ船が留まるところがあり、いわゆる観光向けなのは2つ目です。隣のおっちゃんが教えてくれました。
降りようとしても誰かが教えてくれるので大丈夫。間違えた人もみんな戻ってきました。
さて、やっとケタム島に到着です!
3) ケタム島
ケタム島に入ると、ああネットで見たなぁなオブジェ。
面白い。
そしてしっかり書いてあります。カニの絵が。
一番栄えている通りまでは一本道を歩いて2~3分ほど。まず迷いません。
すごい数の自転車と電気バイクです。
ここの通りに食べるところが連なっています。
ここらへんで腹ごしらえ。エビとカニを頼みました。
ごちそうさまです。
マレーシアってカニが出てくると、ハンマーみたいなものも一緒についてくるんですよね、かちわって食べてくださいと。遠慮なくかちわりましょう。
カニの島といえど、普通の食事に比べたらやはりお高いです。
1㎏からオーダー制で、1㎏RM60くらいだったかな?(記憶ない)
カニ1㎏、エビの炒め物、ビール1本でRM120くらいでした。
マレーシアはシーフードが結構値段貼るのが未だに解せません。安くしてくれ。
高いところはもっとするので、色々なお店のメニューを見比べてみるのがいいですね。
さて、腹ごしらえをしたら散策に参ります。
島にはさまざまなお寺などがあるのですが、ここが一番個性的でした。
メインの通りをひたすらまっすぐに歩くとあります。
カラフルなかわいいところでした。
本格的な散策は自転車がいいでしょう。
RM5/日(だったはず)でどこも貸してくれます。値段はどこもそんなに変わりません。
散策できる範囲は小さいものの、自転車のあるなしでは全然違います、本当におススメ。
自転車のほかには、電気で走るスクーターがあります。こちらは30分単位でのお値段でかなりお高め。余裕のある方はそちらでもよいかもしれません。
こんな道を歩いたり、自転車でまわったり。(ちゃんと柵のあるところが多いです)
思いのほかゲストハウスも多くて楽しそう。
小さな食べ物屋さんもあります。
ウォールアートも一か所。
人々の暮らしを感じられるところですね。
ただ、水上集落といっても、このときは全然水が満ちていませんで、ほとんどただの集落でした。ゴミが多い。下を見ると、地を這う不思議な魚がいたり、ヘビがいたり、鳥がいたりとこれまた楽しい。
釣りができるところもありました。
誰もいなくてできなかったけれど。
さてさて、散策もすぐに終わり、暑いのでアイスカチャンを食べます。
美味しい。
マレーシアのかき氷大好きです。
チェンドル、仙草ゼリー、小豆、、、たくさん入っているうえに、シロップも美味。
店内も可愛い。
そんなこんなで滞在時間2時間ほど。
そんなに長くいられるような場所ではありませんが、行ってみても楽しいですよ。
4) ケタム島→ポートクラン
来た一本道を逆戻りすれば、ボートの発着所にすぐ着きます。わかりやすい。
そこにボートが来たら乗り込めばオッケー。
そういえばこれ、乗るときに見つけました。
小さな穴がぽつぽつと開いているのわかりますか?
この穴全部からカニが出てくるんですよ...!手のひらサイズもないカニだけれど...!
ちょっと写真にすると気持ち悪かったのでぬるめの写真を選びました。
さて、帰りは船内で過ごします。
中には3列×2のシートが並んでいて、動画も前のテレビで流れていて飽きません。
夕方になると雨の恐れもあったので中に入ったのですが、こりゃ快適。
すぐ横に船が通ることによって起きた波がばしゃばしゃと見えるので、それまた楽しい。ついつい昼寝もしてしまいます。
そんなこんなでポートクランに帰ってきました。ただいま!
あまり期待していくと物足りなさを感じるかもしれませんが、交通費も安いので暇つぶしにはちょうど良い場所でした。
マレーシア人にも「え、ケタム島行くの」なんて言われたりするので、少しマイナーな場所なのかもしれませんね。
それではこのへんで。ばいばい。